<私たちの想いページ>
代表社員
江部 真由美
MAYUMI EBE
合同会社ころころ紡ぎ
看護師・介護福祉士
1983年 横須賀生まれの東京・小平育ち。A型。水瓶座。
19歳で川崎市に引越してからは、川崎市と横浜市、城南4区を活動エリアとしている。 高校は諸事情あり、17歳で自主退学。
高校卒業程度認定試験(旧・大検)を取得し、フリーターへ。 派遣会社を通し、不動産、イベント、工場、ビラ配りと紹介された仕事はなんでも引き受け、がむしゃらに働き、 19歳にして手に職をつけなければとヘルパー2級を取得。
江部の辞書に「継続」という言葉はそれまでなかったが、介護だけは続けることができた。
28歳頃、祖父母が高齢となり、介護問題が浮上。遠隔地のため手伝えず、苦い思いをした。その時にこの仕事を一生の仕事にして、祖父母にできないことを目の前の人たちにしていこうと誓った。
30歳目前に、少しでも手伝えることが増えそう…と1年勉強し看護師となる。 その後、結婚や離婚を経て、家族の協力もあり起業し現在に至る。 楽しいことと食べること、みんなの笑顔が好き。 何でもすぐに感動する…が、周りには伝わりにくいらしい。独語と擬音が多いらしい。 哺乳類全般、動物大好き。現在はチンチラの牛若丸と暮らし、実家に保護犬がいる。
[ロゴマーク]
イメージは、繭玉飾り。 一つ一つ色とりどりの繭玉はそれぞれが 紡いでいる人生。その繭玉をつなげ、 成長していく場を表現しています。
みなさま、はじめまして。 合同会社ころころ紡ぎの代表、江部真由美と申します。 19歳で介護の現場に飛び込み、介護福祉士、看護師を経て、 2019年秋、ペットと暮らす障害者グループホームを開設しました。
今まで、在宅の現場を中心に様々な人たちの「生」をともに過ごして参りました。 その現場はとても生々しく、時に生きることの切なさや難しさを感じ、 だからこそ、生きることの美しさや素晴らしさも共に感じる日々でした。 「自分のケアは正しいのか…」「果たして正解はなんなのか…」自問自答の毎日でした。 そしてそれはこれからも変わらないことなのだと思います。 誰かを支えたいという思いが最初でも、気づいたら支えられているのは自分と… そう感じることが出来るのが福祉の現場です。 この素晴らしい仕事をこれからも多くの人と共有していきたい。
そして、かくある私も、ある出来事をきっかけに、自らが適応障害を発症、 日常生活がままならなくなり休養せざるを得なくなった出来事がありました。 自分が精神疾患を患い、今までの生活が一変し、全てを障壁と感じるようになり、 そこに居るだけで辛く、身体症状に悩まされるという状況を経験しました。 当時は辛い時間でしたが、家族の懸命なサポートで立ち直り、看護の仕事へと復帰しました。
その後も看護師として働き、精神疾患の患者さんと触れ合うことで、自分の辛かった時期を思い出し、 家族がしてくれたようなサポートを必要としている人が、地域にはたくさん居るということに気がつきました。 「当事者であった私が、家族のようなサポートができる居場所を作りたい」という思いをきっかけに、 障がい者グループホームを立ち上げることを決意しました。
現在の日本は、少子高齢化、医療費や社会保障費増大、迫り来る2025年問題など、 私たちの生活に密接した様々な問題が渦巻いています。 もちろん、国民一人一人がどうするべきか考え続けなければいけない問題ですが、 これから実際に私たちの生活がどうなるかはわかりません。 政治次第でもあるでしょうし、私たちの意識次第でもあるのだと思います。
ただ、だからと言ってじっとしていても何も始まらない。 1人から、1つの家族が、1つの会社が、1つの地域が… 少しずつ課題に向けて努力していくことで、少なくても自分たちのとても近く、 ちょっとした生活圏を、少しは生きやすい環境に変えることが出来るかもしれない。
そんなそれぞれの思いを実現できる会社でありたいと思っています。
入居者さんも、スタッフも、ご家族も…それぞれがケアしてケアされる場所。 「生きる」という形に正解はないから、みんなで考え、最適解を導き出していこうと思います。